La la land live in concert、行ってきました。どんな内容だったかご紹介していきます。
2022年8月21日、ラ・ラ・ランドのコンサート行ってきました。「コンサート」です。大好きな映画がオーケストラと演奏、上映されるとしり、すぐに友人と行くことが確定、楽しみに待っていたイベントです。先行予約をしてから抽選結果が来るのはすぐで、なんと席は2列目、国際フォーラムホールAは何度か行ったことがありましたが、その2列目と知り期待もさらに高まってました。
クラシック音楽は詳しくないので演奏者の方や楽団の名前を聞いても自分はあまりピンとこないのですが、それでも生の音楽は大好きで、年に何度かあるかないか程度はコンサートに行って感動の時間を過ごす機会があります。生の演奏と大好きな映画の融合、もう観る前から興奮です。
La la land live in concert?映画なの?コンサートなの?
このイベント情報だけ見てもいまいちどんなものか想像できないですよね。私はハリウッドでやったものが日本へと説明に書いてあったのでYoutubeで調べて実際どんなものがやっていたのか当時の映像を見つけてなんとなく感覚は持って行くことを決めました。
まずはざっくりとしたイメージを浮かべてもらうためにいうと、スクリーンに映画が上映されます。そして各シーンに合わせてオーケストラ、ジャズバンド、ダンサーが実際に舞台で演じます。実際映画の中での歌はそのまま流れるのですが、コーラス部などは生でされます。映画の内容はそのまま、音楽が生で演奏され、ダンサーの舞台上の踊りでもさらに盛り上げてくれるなんて凄すぎませんか。
なので、映画なのか、コンサートなのか、という質問に対しては両方イエスになります。コンサート以上、映画以上です。ララランドの映画みたよといっても家で映画を今見たのかなと勘違いされるかもしれませんのでコンサート行ってきたよと言った方が誤解されにくいかもしれません。
(公演の流れ)
- 英語のアナウンス、指揮者、ピアノ、コンサートマスター、MCの紹介
- MCの方が今日の上映についての紹介
- 本編の上映(前半60分)
- 休憩(20分)
- 後半の上映(前半70分)
- 映画終了後も指揮者らそのまま残り演奏を続ける、ダンサーもここでも一部登場
- アンコール、ジャズバンドをフィーチャーし、指揮者が今回のために作成したアレンジでの演奏
コンサートの流れ(前半)
18時からの開演に合わせて着席、演奏者は開演前の準備で音出しをされており、熱心に直前まで確認されている方も多かったです。2列目なので、目の前で繰り広げられる様子にこれから演奏が始まるワクワクが止まりません。
時間になると、英語のアナウンスで今日の指揮者、ピアノ、コンサートマスター、MCの方の紹介があり、いよいよスタートです。MCの綺麗な女性がとても綺麗な発声で映画の受賞歴や役者の映画にかけた情熱などを伝えていました。また、映画の登場人物でもあるジョンレジェンドの東京の観客に向けたビデオメッセージが再生されました。
指揮者(ジャスティン・ハーウィッツ)とピアノ奏者(ランディ・カーバー)は実際の映画制作にも関わっていた二人が来日しての公演です。MCの方が舞台をさり、本編が始まります。
冒頭の渋滞する車での音楽とダンスのシーンは印象強く、すぐに思い浮かぶ方も多いと思います。オーケストラ付きで映画をみる良さが早々にも感じられるまさに良いスタートです。ダンサーまで出てきて最初から本当に盛り上げてくれる。花火が出る場面もありました。
その後ストーリーは盛り上がり、後半に突入です。一度休憩が20分設けられています。コンサートですのでオーケストラの皆様休憩必要ですよね。
コンサートの流れ(後半)クライマックスではサプライズも
さて、映画はもう何度も見ているストーリーです。なのに、いつも以上に細かいところまで入ってくるんです。これはこういったホールでちゃんと見てるから?そして最後のシーンでは音楽もすごいですし、うるうるともう少しで涙がといったくらい感動してしまいまいた。音楽の効果ってすごい。
繰り返しますがもう何度も見てるのにです。映画館で見たのに始まり、家でも3回は見てるでしょう。それも内一回はそれなりに最近に見ていましたが今日のお陰でもっとこの映画が好きになりました。
上映が終わると、そのまま演奏が続きます。盛り上がります。
しばらく演奏が続いたのち、指揮者、ピアノの方が舞台をさりますが、そこはコンサート、アンコールに戻ってきます。そして、我々観客に向けて指揮者の方が東京の今日のこのイベントのために、このアンコールのためにホテルで準備した曲がありますとのお話をされ、もう一度演奏スタート!ジャズバンドの方向けに作った音楽とのことです。
映画の重要要素でもあるジャズ、この演奏を聞いてジャズってなんてすごいのともう興奮です。周りの方々のノリノリな様子も良い。上映直後にはジャズを聴きに行こうと友人から。場内みんな虜になってたみたいです。
大きな会場のため、ホールAにはメインの映画上映用のスクリーンの他後ろの方まで見えるように左右に2枚スクリーンがあります。このスクリーン、映画も映すのですが、ステージ側、指揮者の顔側からの映像やピアノ演奏の手元、ソロのパートの方のズームなど映画以外でも席から見えない部分を写してくれます。
2列目で目の前にオーケストラが見えるものの、奥の方までは見えない状況だったのでこれはとても嬉しい。トランペットの盛り上がりの時など席から全くみえないところもあったので、その時はスクリーンで見ることもできました。演奏者の表情まで映されることもあり、そこもまた嬉しい。
映画の間、演奏がすごかったり、ダンスがすごく盛り上がったりするときは拍手があがります。トランペットのピークに達した時の後はもう盛大な拍手。そういった映画の楽しみ方と、コンサートの楽しみ方と、両方が一度にできるってすごく良いです。なんだかもういいことばかり並べてしまいます。
今日の締めくくりに
興奮冷めやらない中家に向いました。この幸せな気持ち、多幸感がずっと続くことを願いながらしばらく余韻に浸って。こういったイベントがもっと増えますように。
帰り道も、家に帰ってシャワーをしてからも、テレビからはジャズ演奏を流し、今日の出演者の方やジャズの聞ける場所などの調査が止まりません。ジャズのバンドの方々、とても有名な方々が演奏されていたことを知りました。
ブルーノートでの今後のコンサートの予定をたまたま開くと、なんと今日のメンバーの方がお二人も名前が見つかるじゃないですか。事前には知らなくてもこうして知識が増えて、さらに興味も湧いて、いろんな世界が広がるのもいい体験です。